自分で好き勝手に選ぶベストイレブン

GK
エニェアマ(ナイジェリア)

ステケレンブルフ(オランダ)やカシージャスとも迷ったけど、特にアルゼンチン戦のセービングに度肝を抜かれた。
実にアフリカンらしい超人的なセービングは見所満載だった。手の伸び方が半端じゃない。

DF
プジョル(スペイン)
ルガーノウルグアイ

いやー、今大会はブロック作って人数で固め守りってのが多かったのでディフェンス個人であんまり印象無いけども・・・。
大会通して殆ど崩れていない、スペイン、オランダ、ドイツ、パラグアイ、ガーナ、ブラジル
この辺りは大体良かった。
ジョン・テリーのダイブも魂を感じたね。ドイツ両CBもスペインに遊ばれなければ充分だった。

ウルグアイルガーノ離脱後から一気にDFが緩くなったので相対的に良かったのかなと。
プジョルはあの得点も込みでやはり評価したい。
無口で堅実で熱いカピタンが遂に国際舞台で日の目を見るのかな。

SB
マキシ・ペレイラウルグアイ
ラーム(ドイツ)

右サイドは当然マイコン(ブラジル)・ラーム(ドイツ)でもいいんだけど、得点力に加えて前線に供給しまくった点を評価したい。
左サイドは右に比べて何か物足りない。
ファンブロンクホルスト(オランダ)か、ボアテング(ドイツ)かカプテビラ(スペイン)。
なんか足りないので左サイドも出来るラームにしてしまった。


DMF
シュバインシュタイガー(ドイツ)

ドイツの魂みたいなものを唯一体現していたのがシュバインシュタイガー
ちょっと大人しかったドイツだけど、彼がいる限りドイツは戦う集団で居られる気がする。
ケディナもバラックの代役として素晴らしい活躍。
マスチェラーノが居なければアルゼンチンはとっくに大崩壊していただろうし、
勿論シャビもシャビアロンソも抜群に良かったし、ファンボメルもオランダの守備を支えたのだけど。

MF
エジル(ドイツ)
イニエスタ(スペイン)
スネイデル(オランダ)

ミュラーも、良いし、インコムだとかガーナの両サイドハーフも良かった。ジェラードやランパードも個の力ではここに並んでしかるべし実力と活躍だった。
日本と戦った中ではロンメダールが日本戦以外ではすごかった。
忘れちゃいけないのがドノバン。
・・・だけどこの3方が出るともう反論出ないよな・・・。凄すぎたこの3人。

FW
フォルランウルグアイ
ビジャ(スペイン)



ギャン(ガーナ)と、スアレスウルグアイ)とロッベンとクローゼが入れられない・・・。
テベスも悪くなかったし、カバーニも、本田もパクチソンも、当然ルイスファビアーノも。

しかし今大会、誰が一番凄かったか?と言われればフォルランだと俺は思う。
シャブラニマイスターと呼んでも良いほどの完璧なボール扱い。素晴らしかった。


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こうして見てみると、実際のところ新星ってのはドイツの若手衆ぐらいなものじゃなかっただろうか。
あとはクラブチームで既に中心選手でやってるような選手が多い。
とは言えシャビアロンソロッベンやビジャみたいに国際舞台で良い思いをしなかった中堅どころが次々と活躍しているのは非常に面白い。

逆にナイキのCMで起用されたトップクラスのスター達(Cロナウド、メッシ、カンナバーロ、リベリ、ロナウジーニョ)が一様に活躍出来なかったのが印象的。

頑張る中堅にスポットライト、って意味では良い大会なんじゃないかと思う。
決勝では誰にスポットが当たるのか。