ワールドカップ グループB 韓国ベスト16へ

韓国2−2ナイジェリア
ウチェ(前12分)
イ・ジョンス(前38分)
パク・チュヨン(後4分)
ヤクブ・アイエグベニ (PK) (後24分)


アルゼンチン2−0ギリシャ
デミチェリス(後32分)
パレルモ(後44分)



韓国−ナイジェリアは熱戦だった。
特に後半からのナイジェリアの猛攻は激しく、最初からこれなら突破候補だったと思うんだけど、それが出来ない辺りがアフリカの限界か。
とにかく縦に早く、パワフルでシンプル。シュートは残念なものも多かったがアフリカンサッカーの真骨頂を見られたのは幸運だった。

そしてそれをよく凌いだのが韓国。ナイジェリアの拙攻に助けられたとは言え、序盤にチャンスをものにし、最後は凌いで凌いで、悲願のベスト16。正直試合以外のものが沢山作用した2002年よりも価値のある結果だと思う。
自国以外での初ベスト16は、確実に国としての進歩を物語るものだった。


ちなみに韓国の2点目のゴール。

ヘディングの目測を誤って足にあたってゴールと言うちょっと間抜けなシュート。
韓国ではヘバルショットって言われてるらしいです。


で、一方のアルゼンチン。
こちらは試合毎に進化している。
試合の大部分をリスクを背負わないパス回しで占め、突然思いたったように攻め上がる。
メッシのドリブルきっかけのパスワークは、94年、マラドーナが去るまでの芸術的なパスワークを彷彿とさせた。

このチーム、徐々に優勝に値するチームに化けつつあるのかもしれない。
元々マラドーナの下、チームの空気は凄くいい。控えも試せた。
全てのチームにとって今一番当たりたくないチームかな。